電子回路工作コース
スマートフォンなどの電子機器に使われる電子回路を学べるコースです。よく耳にする半導体を実際に使い、センサーを組み合わせてオリジナル回路を作成できます。家電設計エンジニアを目指す方に最適なコースです。




「電子工作」は、手を動かしながら“しくみ”がわかるワクワクの学び
このコースでは、電気や電子のしくみを基礎からしっかり学び、
「自分の手で動くものを作る体験」を通して、論理的な思考力や実践的な技術力を育てていきます。
まずは、電流・電圧・抵抗といった電気の基本的なルールを、やさしい実験を通して学びます。
次に、抵抗・コンデンサ・トランジスタ・ICなどの身近な電子部品の役割や使い方を、実際に触れながら覚えていきます。
そこから一歩進んで、回路図を描いて電子回路を設計する方法も学び、「どうつなぐと、どう動くのか?」を自分の頭で考えて作る力がついていきます。
また、小型コンピュータ“マイコン”(PICマイコン)を使ったプログラミングにも挑戦!
MPLAB X IDEという開発ツールを使って、自分で書いたプログラムを「PICkit」という装置を使ってマイコンに書き込み、実際に回路が動くところまで体験します。
オシロスコープやマルチメーターといった測定機器の使い方も学べるので、学校ではなかなか触れられない本格的な実験の世界にも触れることができます。
さらに、回路を完成させるためのプリント基板の設計や実装(KiCAD使用)、そしてはんだ付けの技術や安全な作業方法もていねいに指導するので、手先を使った細かい作業が得意な子にもぴったりな学びの場です。
「つくる体験」は、技術と創造力の両方を育てる
● 電気の基本を体験から理解する(実験・観察)
● 回路を設計し、自分のアイデアで動くものを作る
● パソコンと連携した高度な工作(マイコン×プログラム)
最初はむずかしそうに見える内容も、子どもたちは驚くほど自然に吸収していきます。
「やってみたい!」という気持ちを尊重しながら、ものづくりの基礎と楽しさをしっかり伝えていきます。

大きな夢を抱く子供たちが
未来技術教室で学んでいます