3D-CADの操作を学び、図面の読み方・書き方やCAE解析も習得できます。作成した形状は3Dプリンターで出力し、実物を確認することができます。設計者やデザイナーを目指す方に最適なコースです。

現代の子どもたちは、大人になったとき、今はまだ存在していない仕事に就くと言われるほど、社会の変化が速くなっています。そんな時代に大切なのは、「与えられたことをこなす力」よりも、「自分の頭で考え、工夫して、形にできる力」です。

本コースでは、3D-CAD(※パソコンで立体的な設計をするソフト)や3Dプリンターを使って、自分のアイデアを形にする体験を重ねていきます。

たとえば、最初に「スケッチ(設計図)」を描き、それをもとにパソコン上で立体的なモデルを作ります。その後、3Dプリンターを使って実際にその形を作ってみることで、「つくる楽しさ」や「試行錯誤する力」を自然と身につけることができます。

さらに、CAE(※設計した形がどこに力がかかるか、壊れやすい部分がないかをコンピューター上で調べる技術)というプロの現場でも使われている技術も、やさしく体験していきます。これは「つくって終わり」ではなく、どうすればもっと良くなるか?を考える力を育てるステップです。

こういった経験は、プログラミングやロボットなどのSTEM教育にもつながり、将来エンジニアやデザイナーなどの職業に興味を持つきっかけにもなります。また、どんな道に進むとしても、「考える・工夫する・形にする」という経験は、子どもたちの強みとなって将来に活きていきます。

だからこそ、今の子どもたちに伝えたい

●「つくる力・伝える力・楽しむ力」が自然と育っていく

●「正解のある勉強」ではなく「自分で考える体験」が大切

●「失敗しながら学ぶ」ことが、どんな学びよりも価値になる